その45 足半復刻!

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ついに完成です。

草履は、素材・鼻緒・底材の3つで、様々なバリエーションがあります。

例えば、素材。

藁、竹皮、トウモロコシの皮、い草、布(ハギレ)・・・変わったモノでは、ミョウガの茎など。

今回チョイスしたモノは竹皮。

この竹皮も、素材そのまま・漂白したモノ・草木染めしたモノと3種類あります(笑)

あとは京都辺りでとれるガッチガッチ硬い竹皮など。水で柔らかくして編んで、天日干しにします。

足半復刻を思い立ったのが、2009年の初め・・・最初は布でチャレンジしましたが、どこも小さい会社ばかり・・・
最大手は、某ジーンズメーカーの大量受注で、サンプル製作も2年後ぐらいにしか受けられないといわれ・・・

ふとしたきっかけで、人づてで今の会社を見つけました。

サンプルを依頼して3日で届く素早さ。

そこから素材・鼻緒・底材の3つを変えつつ、足半の形も追求しつつ。残念ながら、北陸の会社だったせいか、製作者のおばあさん達も足半を見たことがないという。

『アシダカというのをみたことはある』といわれましたが、19cmの足半でした。足半も呼び名や形が様々ありますが、今回復刻したいモノとはちがっていました。

試行錯誤の夢の後がこちら↓(笑)

これでもまだ一部ですけどね(;´ー`)

さて、そんな苦労を半年以上続けた結果・・・・

現在でも鵜匠の方が履いておられるタイプの、おにぎり型10cmの足半です。

一つ一つ80歳を越えたおばあさん達の手編み。
底材にはタイヤを使って、耐久力アップ。
鼻緒も下駄に使うような太めにしました。指股・裏地はフェルトで肌あたりもやさしいです。

現在、100足を手編み中。

お値段は、現在検討中。
9/20ぐらいを目標に販売開始します!

ひとまず、このプロジェクトは目標を達しました。
ご協力いただいたみなさまありがとうございましたm(__)m

まだまだ挑戦は続きます!!

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