ついに完成です。
草履は、素材・鼻緒・底材の3つで、様々なバリエーションがあります。
例えば、素材。
藁、竹皮、トウモロコシの皮、い草、布(ハギレ)・・・変わったモノでは、ミョウガの茎など。
今回チョイスしたモノは竹皮。
この竹皮も、素材そのまま・漂白したモノ・草木染めしたモノと3種類あります(笑)
あとは京都辺りでとれるガッチガッチ硬い竹皮など。水で柔らかくして編んで、天日干しにします。
足半復刻を思い立ったのが、2009年の初め・・・最初は布でチャレンジしましたが、どこも小さい会社ばかり・・・
最大手は、某ジーンズメーカーの大量受注で、サンプル製作も2年後ぐらいにしか受けられないといわれ・・・
ふとしたきっかけで、人づてで今の会社を見つけました。
サンプルを依頼して3日で届く素早さ。
そこから素材・鼻緒・底材の3つを変えつつ、足半の形も追求しつつ。残念ながら、北陸の会社だったせいか、製作者のおばあさん達も足半を見たことがないという。
『アシダカというのをみたことはある』といわれましたが、19cmの足半でした。足半も呼び名や形が様々ありますが、今回復刻したいモノとはちがっていました。
試行錯誤の夢の後がこちら↓(笑)
これでもまだ一部ですけどね(;´ー`)
さて、そんな苦労を半年以上続けた結果・・・・
現在でも鵜匠の方が履いておられるタイプの、おにぎり型10cmの足半です。
一つ一つ80歳を越えたおばあさん達の手編み。
底材にはタイヤを使って、耐久力アップ。
鼻緒も下駄に使うような太めにしました。指股・裏地はフェルトで肌あたりもやさしいです。
現在、100足を手編み中。
お値段は、現在検討中。
9/20ぐらいを目標に販売開始します!
ひとまず、このプロジェクトは目標を達しました。
ご協力いただいたみなさまありがとうございましたm(__)m
まだまだ挑戦は続きます!!